株式会社ソルメディエージ
楽しんで夢中になることから 新しい価値や驚きが生まれる
住所 | 〒950-0905 新潟市中央区天神尾1-2-27 |
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電話 | 025-290-5674 |
FAX | 025-290-5675 |
ホームページ | https://www.solu-mediage.com/ |
夢中でものを作っている人間には絶対に勝てない。
夢中でやることは技術をも超えると思います
好きなことを追求し新潟から発信したいと会社を設立
映像制作、Webサイト制作、グラフィックデザイン、空間演出など幅広い事業を展開する㈱ソルメディエージは、丸山社長が25歳のときに設立。「東京から新潟に戻り、アルバイトやチラシ制作などをしていたのですが、学生時代に映像制作や空間演出をしていた仲間たちが“新潟で何かやろう”と集まって出来たのがスタートです。東京ではなく、新潟から発信したいという気持ちもありました」と語る。
人との出会いにも恵まれ、少しずつ仕事は増えていったが、当初は資金面で苦労したことも。「それでも楽しかったですよ。起業することが目的ではなく、好きなことを続けるため、いろんなことに挑戦するために法人化しましたから」。
街を演出するプロジェクションマッピングが話題に
社内に各分野のスペシャリストが常駐していることで枠にとらわれないアイデアが生まれ、メディアをミックスしたモノづくりが強みとなっていった同社。全国から注目を集めるきっかけとなったのがプロジェクションマッピングだ。
「もともとクラブで音楽に合わせた映像を映し出すVJ※をしていたメンバーが多かったので、マッピングがブームになる前から実験的に取り入れていました」と丸山社長。そんなとき「街を演出できないか」という新潟市からの依頼を受け、「ラ・フォル・ジュルネ新潟」や「みなとぴあ」を舞台にしたイベントでマッピングを実施すると大きな話題に。「みなと新潟春フェスタ2014~光の響演~」では、新潟市歴史博物館・みなとぴあを舞台にしたプロジェクションマッピングとライトアップを8日間に渡って実施。見慣れた風景を非日常的な演出で彩った。また、2016年に新潟で開催されたプロジェクションマッピングの国際コンペティションで、同社クリエーターの作品が準グランプリを受賞するなど、世界から評価を受けるようになった。
外国人の目線で新潟を紹介する動画が数々の賞を受賞
昨年公開された新潟市の海外向けPR動画では外国人制作チームとタッグを組み、撮影や、動画と連動したWebサイト制作などを担当。外国人の目線で新潟市の隠れた魅力を紹介したこの動画は、今年の日本国際観光映像祭で最多となる6部門の賞を獲得した。「目的やターゲットを明確にしたのがよかったのでは」と受賞を振り返る。
「将来的には、モノではなく時間の過ごし方をデザインしたい。県外、海外から新潟に来た人、そこに住む人が時間を楽しめるような体験、空間をプロデュースしていきたいですね」。クリエーターとして何よりも「夢中になること」を大切にしている丸山社長。日々新しい可能性が生まれるメディアの世界で、これからも新潟を拠点としたチャレンジは続いていく。