医療コラム

目ぐすり

目ぐすり

しもまちメディカルセンター(旧済生会新潟病院あと)
いかい眼科・済生会新潟内科診療所併設/
しなの薬局グループしもまち薬局/日本薬剤師会認定薬剤師/
実務実習指導薬剤師    井海由紀子

 

ある日の薬局での患者さんとの会話です。
「○○さん、何かお使いのお薬はございませんか?」とお伺いする私。
「飲んでいません」と返事がかえってきました。
「では、めぐすりはお使いではございませんか?」と更にお聞きすると、「うん、白内障と緑内障の目薬を使っているよ」と、明るくお答えになる患者さん。
〈目薬は薬ではない〉〈目の病気は内服薬とは関係がない〉と考えていませんか?

目薬も立派なお薬です。緑内障といって、目の中の房水が多すぎて圧力がかかっている方、物を見る為の神経が弱くなっている方は、毎日目薬を使用して眼圧をコントロールする必要があります。この緑内障の方の中には飲み合わせの悪い飲み薬があります。

 

また、喘息をお持ちの方、心臓の病気をお持ちの方では一部ご使用になれない目薬もあります。
ぜひ目の治療を行っている方で内服薬を服用している方、これから眼科を受診しようと考えている方は、今服用しているお薬について、また、ご自身の体質について、医師・薬剤師にお知らせください。

 

その他、患者さんから、「点眼が上手くいかずに目から液があふれた!」「眼を上手く開けられない!」と、点眼の方法について非常に多くのご相談を受けます。

 

実は、点眼方法は何種類もあるのです。

薬剤師があなたに合った点眼方法をお探しします。
また、点眼補助器具もございます。
どうぞお気軽にお問合せください。